Randomizerとは？

Experimentを作る際、 Add New Nodeの中に入っている “Randomizer”を使うと、参加者間のカウンタバランスができます。たとえば参加者の1/3ずつA条件、B条件、C条件に割り当てたいとか、キー位置の左右を参加者によって変えたいというときに使えます。

以下では、 「TaskAとBがあり、半数がA→B、残り半数がB→Aの順序で取り組む」ようにしたい場合を例としてRandomizerを設定してみましょう。

Randomizerの設定方法

たとえば、参加者を半数ずつ割り当てたい場合は、こんな風に入力します。

• ＋を押してグループの数を指定する

  • 下の＋を分けたいグループの数だけ押して欄を作ります。上図は2グループの場合です。

• Groupの名前を入力する

  • グループに好きな名前をつけて入れてください。Experiment上に表示されるだけなので、自分がわかればOKです。

• Ratioで参加者数をどのくらいの割合で割り当てるかを指定する

  • 参加者20人を10人ずつに分けたい場合は10, 10と書く。
  • 何人が来るかわからないが（クラウドソーシングで一気にURLを送る場合など）およそ半分にしたい、というときは1, 1としておけばよいと思います

  Randomizerを入れてつなげる

  Randomizerの設定が終わると、Groupの数だけ、ノードをつなげることができるようになっています。 「同意画面(Consent)とアンケート(Questionnaire)は全員共通で、課題をTaskA→BのグループとTaskB→Aのグループに分けて進めたい場合」であれば、Taskをコピー※して、こんなふうにつなげればOKです。

※左下の正方形が重なってる部分をクリックすると、そのノードが複製できます。 IDは同じですが、Task-XXXXの部分は別になります。図のTaskAを見てみてください。 （Task-XXXXが同じものは、同じファイル内にログがまとめられます）